金大の英語入試に挑戦!

日差しが少しずつ春めいてきましたね! 最近は、インフルエンザでちらほらお休みする子もいますので、風邪には十分気を付けて、気持ちよく春を迎えたいですね。

 

さて先月25日に国公立大2次試験の前期日程が始まりました。

北國新聞には、金大の英語入試で出題形式が大きく変化したことを取り上げていました。特に大きな変化は下記の3点です。

 

・長文問題から下線部和訳が消えたこと

・長文問題では全て英文での記述回答が求められたこと

・英文で自由にストーリーを作って書くこと

 

 English Portでいつも英語を日本語を介さずに学習している生徒さんには、朗報ですね。ということで、中学生クラスで、この大学入試に挑戦してみました。

問題内容は、

『下記の絵を見て、80~120語の英語でストーリーを書きなさい。ストーリーには下記の4つのポイントを含めなさい。

・登場人物は誰か、彼らは何を考え、どう感じているのか

・現在の状況(この絵では何が起きているのか)

・過去の出来事(この絵の以前に起こったのか)

・今後起こりうること(この絵の後に何が起こるのか)』

です。

 

挑戦した、中学生はそれぞれ独創的なお話を書いてくれました。

・娘が、自分の夢を父親に打ち明ける。かっての自分と同じ夢を追う娘に反対するが、最終的には応援する親子のお話。

・恋愛関係のもつれ。女性の突然の別れ話に納得できない男性が、女性を殺してしまうお話。

などなど、個性的な作品に仕上がりました。もちろん、まだまだ文法的に正しくない所や、言いたいことが英語表現できない!なんてことはあります。ただここでの目標は、2点でした。

 

・今の自分の語彙力、英語力でお話を書いてみる

・英語の運用力を高める

 

挑戦した中学生自身は、

『面白い!』

『(入試問題なのに)意外と楽しいね!』 と自分のお話を英語で表現出来ることを楽しんでいる様子でした。

 

入試問題を楽しめるなんて、頼もしいですね!かって、入試問題の和訳が退屈で、苦手だった私は、本当にこの英語試験の出題形式の変化が羨ましいです。

 

今年の中学生クラスでは、多読を取入れ、『英語を(日本語を介さず)そのまま理解できる力』と『英語表現の言い回し』を増やすことを一つの目標とし、英語の運用力を高めていきます。さらに独創的なお話が書けるように、今年も頑張りましょう!